地下鉄直通の小田急ロマンスカーMSE(60000形)

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小田急のロマンスカーと言えば、箱根への旅行に欠かせないものですが、朝夕は多くの人が通勤の足としても利用しています。

小田急線は、代々木上原駅から東京メトロ千代田線と直通運転を行っているので、神奈川方面から霞ヶ関や大手町などに通勤する人も多く利用しています。

しかし、ロマンスカーは地下鉄へは乗り入れていないため、千代田線を利用している人は、ゆったりと座って通勤・帰宅することはできません。

ロマンスカーの地下鉄乗り入れの要望は以前からあったようですが、地下鉄に入るためには、車体の小型化など、クリアーすべき条件が何点かあり、既存のロマンスカーでは不可能でした。

そこで、小田急は地下鉄にも入ることができる新型のロマンスカーの製造を決めました。

名称は、MSE(Multi Super Express)60000形

2006年9月20日にデザインが発表されたので、小田急電鉄のプレスリリースを覗いてみましょう。

小田急電鉄、メトロ線内直通運転用の新型ロマンスカーの製造を決定

小田急電鉄株式会社では、特急ロマンスカーの東京メトロ千代田線への乗り入れについて、東京地下鉄株式会社と合意しておりましたが、このほどメトロ線内の運行に必要な設備を備えた直通運転用の新型ロマンスカーの製造を決定しました。

新型ロマンスカーは、20m長のボギー車で6両固定編成と4両固定編成から成り、併合・分割しての運転が可能となっています。10両編成時の乗車定員は578名と、ビジネス特急として多くのお客さまにご乗車いただける設計とします。車体には流線型のデザインを採用するほか、地下の駅でも明るさを感じさせる「フェルメール・ブルー」に、ロマンスカーの継承してきた「バーミリオン・オレンジ」の鮮やかな帯を配します。

千代田線直通のロマンスカー


「フェルメール・ブルー」。
美しいですね。

設計は、2005年に登場したVSE(50000形)と同じ、岡部憲明氏。

外見はVSEとそっくりです。


この新型ロマンスカーは、2008年春から、東京メトロ千代田線湯島駅から小田急線町田・相模大野方面へ、平日の夕方から夜間にかけて運行するとのこと。

登場が待ち遠しいですね。


<新型ロマンスカー(MSE)の概要>

編成:6両編成2本
   4両編成1本
   ※6両編成と4両編成の併合・分割が可能。
   ※1両20mのボギー車。

編成定員:10両編成時…578名
     (6両編成…352名、4両編成…226名)

竣工:2007年9月(予定)

営業運転開始:2008年春(予定)

製作費用:約38億円

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