富士フイルムが化粧品事業に参入
スポンサード リンク
写真といえば、富士フイルム。
2006年9月12日に、この富士写真フイルムが、ヘルスケア分野に参入することが発表されました。
どのような内容なのでしょうか?
プレスリリースを見てみましょう。
富士フイルム ヘルスケア分野に参入しライフサイエンス事業を拡大
(1)FTD技術コンセプトの活用
カラーフィルムのベース上には、わずか15ミクロン程に十数もの層が塗布されており、その中のある層だけをセレクティブに発色させたり、任意のケミカルを目的の場所で反応させるといったことは、当社が最も得意とする技術のひとつです。ヘルスケアの分野で、これまで使用されてきた天然由来成分などの健康に役立つ多くの素材について、吸収・浸透を促し、その有効性を最大限に引き出す取り組みは十分になされていませんでした。富士フイルムは、こうした素材が本来持っている機能を発揮させるため、「FTD=機能的に配合した成分もしくは素材を(Formulation)、新鮮なまま安定した状態で狙った場所に(Targeting)、タイミング良く適量届け、効果を持続させる(Delivery)」という技術コンセプト※をコアバリューとして、吸収・浸透・安定性に優れた高品質な商品を生み出してまいります。
(2)活性酸素の制御
写真フィルムの感度を上げたり、写真プリントの保存を百年にわたって可能にするなど、写真の化学の原理には物質の劣化の原因となる活性酸素を制御することが非常に重要です。当社は長年の研究成果としてビタミンCを還元剤として活用した活性酸素の制御を実現しています。老化や生活習慣病、発ガンなど、その全てに活性酸素が関わっていることが明らかになっている現在、有害な活性酸素を抑えるこのような技術をさまざまなヘルスケア分野で活用していきます。
(3)コラーゲンの研究
写真フィルムの主原料は、我々の体の構造体であるコラーゲンと同じ成分であり、当社のライフサイエンス研究所では、コラーゲンを徹底的に研究しています。最近の研究成果では、ヒトと全く同じコラーゲンペプチドを遺伝子工学で創ることに成功しており、今後スキンケアや医薬品分野での応用研究に活用していきます。
なるほど!
写真のフィルムを作る技術と、化粧品やサプリメントを作る技術とはかなり共通点があるのですね。
これは驚きました。
デジタルカメラの台頭により、写真フイルム市場はかなり先細っています。
そんな中、富士写真フイルムは、フイルム事業を縮小せず、新製品を出し続けています。
この姿勢には、非常に感銘を受けますが、経営という面では新たな分野への進出が急務だったのでしょう。
化粧品やサプリメントなどのヘルスケア市場は、近年の健康ブームから、大きく発展しています。
今まで、写真フイルムで培ってきた高い技術を生かして、他社には真似できないしばらしい商品を開発していただきたいものです。
スポンサード リンク
>>TOPページへ