イルカの睡眠
スポンサード リンク
イルカは魚類ではなく、哺乳類で、われわれ人間と同じように肺呼吸をしています。
したがって、定期的に水面に出て呼吸を行う必要があります。
水中で眠ってしまうと呼吸ができなくなるので、イルカは眠っていないのではないか?と思われてきました。
しかし、最近になって、イルカは眠っていることがわかってきたようです。
イルカの親子 泳ぎながら眠る(東京新聞)
左右の脳が交代で『休息』
出産直後のイルカの親子は、泳ぎながら寝ている可能性が高い-。東京工業大学大学院の幸島司郎助教授らによるこんな研究成果が、二十二日付の英科学誌ネイチャー電子版(※)に掲載される。「泳ぎながら寝る」といっても、約三十秒おきに呼吸のため浮上する瞬間は起きているから、水中にいる数十秒ずつという小刻みで、しかも右脳と左脳が交代で眠る-のを繰り返しているとみられる。同水族館のハンドウイルカの親子二組を観察して結論づけた。
(※)Sekiguchi, Y., Arai, K., Kohshima, S. (2006): Sleep in continuously active dolphins. Nature.
イルカの睡眠については、2005年に、カリフォルニア大などの研究チームが「バンドウイルカとシャチは、一ヶ月間眠っていない可能性が高い」という発表を行っていますが、今回の研究はこれを覆すものと言えそうです。
右脳と左脳が交互に眠る睡眠は、「半球睡眠」というそうで、右脳が眠っていれば左目を、左脳なら右目を閉じるのだそうです。息継ぎに浮上した時は、両目を開けているのだとか。
ずいぶんと器用な眠り方をしているものです。
イルカは多くの水族館で飼育されていて、ショーなどでもお馴染みなので、生態についても多くのことがわかっていると思いきや、まだまだわからないことが多いんですね。
更なる研究に期待しましょう。
スポンサード リンク
>>TOPページへ